毎度おなじみの乳です。同じ絵ばかりですんません。
よく質問されるがこれはメンタルレイではない。標準Mayaレンダーである。また、RayTraceも使っていない。シャドウはデプスマップである。
もちろんメンタルレイのほうがクオリティ面のふところは深いと思うが、自分はまだ使いこなせていないのでなかなか移行できずにいる。
よくMayaのレンダーは汚いと言われるが、あれこれ照明とマテリアルを調整すればそこそこのクオリティは出せる。標準レンダーの安定感と速度は申し分ないので、何度も試しレンダリングして質を追求することが出来る。
ただしいずれメンタルレイでも高速に試しレンダが出来るようになるだろう。そのときには移行するつもりだ。
あまり進展がないのだが、服の形状を少し変更した。
nClothについてはかなり把握できたが、やはりオブジェクト単位でしかアサインできないようで、体と乳を分けて管理しないといけない。ためしに全身を一体型nClothにしたが無茶であった。
体と乳を分けた場合は、
・乳OBJをnCloth化
・体に対し乳ClothのエッジをnConstrainにて接合
・各種設定をチューニングし、シミュレーションをキャッシュ化。
(ここまででデータはバックアップ保存する。モーション付けはこのデータから。)
・体と乳ClothをCombineで一体化
・頂点マージにて境界接合
・法線をスムース化
・全体をスムース。ハイポリ化。
(この段階のデータはあくまでレンダリング用。モーション編集はできなくなる)
という手順を踏めばよい。後半の手順をふまないと、乳と体の境界をなじませることができない。もちろんローポリで気にしないならそのままでも可。
また顔をいじった。今までまつげをHairで作成していたのだがいまいち微調整が効かないのでヤメてみた。まつげが薄くなったらさっそく寝起き顔になってしまったので、二重まぶたの幅を少し広げた。良いか悪いかは明日判断するとしよう。
ところで制作環境について問い合わせメールが来たりするが、僕の環境はぜんぜん大したことはない。
Windows2000
P5Bマザー
Core2DuoE6300(1.86)
RAM2GB
HD120G
Geforce7900GS(256MB)玄人志向OEM品
以上。
サブマシンとしてPen4マシンが1台あるが全く使っていない。メインマシンが故障したときの緊急用である。
それから、某掲示板でMayaのメンタルレイが落ちる件が話題に挙がっていたが、僕の環境でもHairを使うととたんに不安定になって落ちる。まあ、無理して使うこともないんじゃないかと思う。
←今回の画像もいつもどおりMaya標準レンダーのみで作った。レイトレースさえ使っていない。なのでレンダリング時間は40秒程度だ(1200pix×900pixでレンダ)。ポリゴン部だけなら15秒で、Hair部で25秒くらい食う。
正直、静止画としてレンダリングするならばもっと品質を高めたいところだが、映像向けレンダーと割り切れば標準レンダーで充分と思われる。TVに出力した経験のある人なら分かると思うが、NTSCならば720×480あれば充分だし、アンチエイリアスしても差がほとんど分からない。
ともあれ、今の手持ちの技術で出来ることを考えていくことが重要だ。
気まぐれでmentalRayを試してみた。まつげのhairをやめたら安定してmentalRayでレンダリングできるようになった。
←この画像はレイトレースでGI&FGを使用したものである。品質的にはたしかにMaya標準レンダーでは出せないソフトなGIを実現できる。
ただし、レンダリング時間に10分かかってしまう(1200×900pixの場合。Maya標準レンダーなら40秒ですむ)。これでは試行錯誤でツメを行うことが困難な上、動画制作には無理がある。ネットワークでのアレイレンダをするしかないだろう。
それから、Mayaレンダー用にチューンしたマテリアルがmentalRayでがらりと形相を変えてしまうため、ほとんど設定のやりなおしである。建築物など人工物ならなりゆきでよいが、人物ポートレイトではひどく手間がかかってしまう。
個人で3Dをやるには人生は短すぎるのかもしれない。ひとまずmentalRayには「ギブアップ宣言」しておこう。